しぇしぇしぇの雑記
自分は他者から、本来の自分を超えた、自分以上の存在だという評価を受けたいのだと思う。
それは非常に不健全な思考だ。
他者の評価に沿って、やみくもに、自分以上の何かを演じてしまいつかれる。
意味のない疲労感。思えば有意義な疲労感を久しく味わっていない。
労働をするときもそうだ。
自分は、誰かから認められたい。そう思うこと自体は誰にでもあるだろうし、そういう感情も必要なのだが、やはり自分は自分以上のものになって、他人の心の奥底に影響を与えたいと思ってしまうのだ。
他人はまず見てもいないのだろう。恐ろしく無駄な心労を抱えながら生きてきたことに絶望する。
承認されたいという思いが強すぎて、いつからか自分そのものを追い越してしまった。
それゆえに、自分はただの不器用な人間以上の憂鬱や絶望や不安を抱えた。
人間の心はこんなにも不合理に動くこともあるのか、と思う。
精神的な問題は生物的に考えたら明らかにおかしくないか。
なぜ何も起きてないのに弱くなる必要があるのか。
生物に関しては門外漢なのでこれ以上の考えは避ける。
また自分以上の存在になりたがるので。
言葉や物語に共感することはあるが、弱い言葉、弱い人間が感傷的になったときにつづった力が感じられない言葉に共感するのは、あまりよくないことかもしれない
強くなれないと、その言葉を記憶しておく意味があまりない気がする